嘔吐恐怖症の私が「吐く」という体験をして感じたこと

こんにちは!

 

ブログを更新し始めて、早くも1週間が経ちました。

 

毎日更新の目標、まず1週間はクリアです。(短いわ!)

 

これからも引き続き頑張ります!

 

 

今日は、私が悩んでいる「嘔吐恐怖症」について書きたいと思います。

 

「吐き気・嘔吐」などの言葉が苦手な方は、そっと画面を閉じてくださいませ<(_ _)>

 

 「吐く」ことへの極度の恐怖

私は、「吐く」ということに、とてつもない恐怖を感じます。

 

自分が吐くのだけでなく、他人が吐いているのを見ることや、吐くまでいかなくても吐きそうになってるだけで心臓がバクバクします。

 

「吐くのが好きな人はいないよ~」といわれるのですが、「嫌」という感情ではなく、生命危機を感じるほどの「恐怖」なのです。

 

本当に極端に表現すると、「吐く=死」くらいのレベルです。

 

それは私が思っているだけで、吐いても死なないことは重々わかっているのですが、どうしても怖いのです。

 

今まで生きてきて、吐いてしまった回数は片手で数えられるくらいで、最後に吐いたのは小学生のときでした。

 

そのときのことは今でもはっきり覚えていて、怖すぎてとにかく家中を走り回り、、、

 

お母さんに「とりあえずここでじっとしてて!!」と何度も言われましたが、その時に恐怖を和らげる方法はそれしかなかったのだと思います。

 

「吐く」という経験

それから大人になり、吐き気があってもなんとかガマンしてやり過ごしていた私ですが、薬の副作用により「吐く」という経験を2回しました。

 

1回目は貧血により「鉄剤」、2回目は生理不順により「女性ホルモン薬(中容量ピル)」を飲んだときです。

 

いつもは吐き気を感じると、ツボを押したり、腕が真っ赤になるまでつねったり、ミントのアロマを嗅いだりしてなんとかしのいでいました。

 

でも、薬の副作用は、そんな対処法でガマンできるものではありませんでした。

 

 吐いたあとの気持ち

 吐いたあと、自分が真っ先に感じたことは「あ、楽になった。」という気持ちでした。

 

吐くまでは心臓バクバクで、苦しくて、泣きながら「早く終われ、早く終われ」と願っていましたが、

 

もう限界の域がくると、体が自然と吐ける体勢を作り、あとは自分の体に身を任せるだけでした。

 

経験を通して思ったこと

今思うと、私の思い込みが体の自然な反応を阻止して、自分で自分を苦しめていたんだと思いました。

 

 ですが、今でも嘔吐恐怖症が治ったわけではありません。

 

今でも本当に怖いし、吐き気があると不安になるし、もうあの薬は絶対に飲みたくないし、できることならこのまま吐かずに生きていきたい。

 

しかし、「吐く」という経験をしたことで、「吐いても死なないんだ」「吐いたら楽になるんだ」ということを実体験でき、今までよりもほんの少しだけ恐怖が軽くなった気がします。

 

他人にどれだけ「吐いたら楽になるから吐いちゃいなよ」といわれても、全く信じられなかったけど、やっぱり経験してみるのが1番だと実感しました。

 

 こんな経験をした私ですが、同じ悩みを抱える方に「吐いたら楽になるよ〜」なんてことは絶対に言えません。


なぜなら、そんなことは100も承知で、それができていたらこんな苦労はしていないから。


ただひとつ、その苦しみがわかるからこそ、同じ苦しみを抱える人間がここにもいるよってことを伝えたいです。


もし、私と同じように嘔吐恐怖症の方がいらっしゃいましたら、コメントいただけると泣いて喜びます。(吐き気の対処法なども教えていただきたい、、、)

 

 

この記事を書きながら、あのときのことを思い出して少し苦しくなったので、最後にこの前作った「レモンシフォンケーキ 」の写真をのせて元気をだそうと思います。笑

 

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では!