20代アラサー女が尿管結石になったときの話

こんにちは。

 

ブログ更新10日目です!

今回は、私が経験した「尿管結石(尿路結石)」についてお話ししていきたいと思います。

尿路結石⁉

尿路結石とはご存知の方も多いと思いますが、

尿路結石(にょうろけっせき、英語: kidney stone disease, urolithiasis, urinary calculi)は、尿路系に沈着する結晶の石である結石のこと。もしくは、その石が詰まることにより起きる症状のこと。しばしば激痛を伴う。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

しばしば激痛をともなう

 

はい。その通りです。

思い出すだけでもゾッとします。

尿管結石の前触れ

2021年1月下旬のとある日。

私はいつものように朝6時に起床しました。

起きてまずはじめに、トイレに行くのが日課です。

いつものようにトイレを済ませたとき、少し「ツーン」とした痛みがありました。

でもこの痛みは本当にわずかで、以前に膀胱炎になったときの痛みと似ていました。

「また膀胱炎ぽいのかなー」と思いつつも、それ以外の症状は何もなかったので様子をみることにしました。

そのあと歯磨き・洗顔を済ませ、朝食作りをはじめたとき、

左腰のあたりがなんとなく重痛い。(筋肉痛のような痛み)

 昨日、腰を痛める出来事があったか思い返してみましたが、重い荷物を持ったわけでもないし、たくさん歩いたわけでもないし、いつもと変わらないなぁと思いつつも、様子を見ることに。

 

朝食を食べはじめましたが、痛みがすごいスピードで増してきます。

時速50kmの一般道から、高速道路に入ったときくらいのスピード感覚。(わかりにくい笑)

朝食は2口くらいしか食べられず、座ったまま立つこともできなくなってしまいました。

でも、とりあえず家事をしなければと、洗濯物を回したりするのだが、痛すぎて全然手につかず。

 

しかし!!!

今日は雨。

雨の日は、パートナーを車で駅まで送っていかなければならない。

どうする私。

いや、考えている暇はない。私の任務は果たさねば。

痛みに耐えながら駐車場まで歩き、どうにか少しでも楽な姿勢を探しつつ運転して、無事に送ることができました。(この時はまだ動けた)

ひとまず任務完了。

パートナーには心配かけたくなかったので、「腰が痛いんだよね〜」と気楽な気持ちで伝えました。

すると、「鎮痛剤飲んでみれば?」と言われたので、家に着いてからすぐ、いつも飲んでいるEVEを飲みました。

30分経っても全く効かず、むしろ痛みが増してきて、さらに左腰から左のお腹にかけても痛みだしてきた。

ひとまずトイレに行ってみたが、何か出てくる気配がない。(お食事中の方失礼しました(__))

はいつくばりながらトイレを出て、床に倒れこみ、もうどうすることもできなくなってしまいました。

どうしよう。

耐えられる限界を超えてしまったので、仕事にいったパートナーにLINE。

「救急車呼ぶ?」と言ってくれたが、このご時世で救急車は少し躊躇してしまい…。

そしたら、今これそうなタクシー会社を調べてくれて、「すぐタクシー呼びな!」と言ってくれました。

初めてのタクシー

まず、家から出られるかもわかりませんでしたが、とりあえず言われた通りタクシーに電話。

そしたら、待ってました!といわんばかりの速さで来てくれました。(タクシーを自分から呼ぶのが初めてで( ゚Д゚)笑)

部屋着のまま、ただ財布とスマホだけ持って痛みに耐えつつタクシーへ。

タクシーのおじさんは、あまりにも悶絶している私をみて、「もっと近くまで行ってあげればよかったね。」とやさしい言葉をかけてくれました。

そのやさしさだけでうれしいです。おじさん、ありがとうございました。

病院へ

痛みの原因が不明だったので、とりあえず婦人科を受診しました。

と言うのも、生理が終わって1週間以上経っているにも関わらず、ダラダラとした出血が続いていたのもあったため、生理の関係かとも思っていたからです。

平日ではありましたが、総合病院はやはり混んでいました。

待ち時間も痛すぎて今にも気を失いそう。

ようやく自分の番が来て、とにかく腰とお腹に激痛があることを伝えました。

内視鏡検査をしてもらって、全部みてもらいましたが、子宮には何も異常がありませんでした

ガーン😨どうしたらいいんだ、、、。

すると婦人科の先生が「若いからたぶんないと思うけど、結石があるときのような症状に似てるから、泌尿器科で診てもらう?」と言ってくれました。

結石、、、

考える暇もなく、とりあえずこの痛みを何とかしたいと思い、二つ返事でお願いしました。

案内してもらい、また診察を待つことに。

その間に、泌尿器科の看護師さんが私があまりにも痛がっているのに気がつき、声をかけに来てくれました。

この看護師さんが私の救世主になってくれるとは、、、

看護師さんが、「ズーンとした痛みがあったら教えてね」と言いながら、私の腰を割と強めにドン!ドン!と叩く。

うん!うん!うん!ズーンと痛い!痛い!痛いです!!!

やっぱり結石があるかもしれないと言われ、診察前にCTと尿検査をすることになりました。

あんなにあった痛みが

CT検査室は少し離れたところにあったので、「歩いて行けなさそうだったら言ってね」と言われたが頑張って向かうことに。

歩きはじめてから、体感としては30秒くらい経ったときでした。

 

なんと!!!

 嘘みたいに痛みが消えている!!!

えっ⁉︎えっ⁉︎えっ⁉︎

ふつうに歩ける!!!

 

自分でも本当に驚きしかありませんでしたが、あんなにあった激痛が、何事もなかったかのようになくなっていました

不思議すぎて魔法にかけられているのかと、もしかしたら夢だったのかと、いろいろ考えましたが、正真正銘現実に起こっていることでした。

CTと尿検査を済ませ、「先生に何て伝えればいいのだろう」と考えつつも診察室へ。

先生の第一声「痛みなくなったでしょ?自然に排出されましたね~」

この人は魔術師か?と疑いましたが(失礼)、「はい!さっき急に痛みがなくなりました」と伝えました。

先生によると、尿検査で血尿反応があり、CTで腎臓にまだ小さい石が写っているから、尿管結石で間違いないとのことでした。

ダラダラと続く出血は、生理の出血ではなく血尿だったのか。

でもまだ腎臓に1個残ってて、もしかしたら何かの拍子でまた尿管に落ちたときに痛みがあるかもしれないから、ロキソニン出しとくね!といわれました。

とにかく尿管に入ったら、痛みに耐えながら水分をたくさん摂って、どうにかして排泄させるしかないようです

勉強になりました。

その後

そのあとも「またあの痛みが、、」と不安でしたが、4日後に腎臓に残っていた結石が無事に出てきました!!

少し痛みはありましたが、あのときに比べたら10分の1くらい。

本当によかったです。

 

長々と書いてしまいましたが、こんな私の体験談にお付き合いいただき、本当にありがとうございました!f:id:croissanttan:20210708164702j:plain

では!